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​皆様からのメッセージ

人事異動及び若手キャリアの組織サーベイ|NTTデータ様

この度は、ビジネスリサーチラボ社の創立10周年おめでとうございます。これまで伊達さんをはじめとしたビジネスリサーチラボ社の皆様からご支援、ご指導をいただきあらためて感謝申し上げます。

 

また、御社のようなポジショニングの会社が10年に亘り、存続していることはHRの領域においても大変意義深いことと感じています。

 

伊達さんと初めてお会いしたのは今から9年前で、某社での人事担当者が集まる研究会の場でした。名刺交換をさせていただいたところ、社会科学の産学連携を取り組まれているとのことで、変わったことをやられているなぁというのが最初の印象でした。

 

その後も何度か意見交換をさせていただく中で、他のコンサルタントとは違う視点をお持ちだなと感じ、これまで2つのプロジェクトでご支援をいただきました。

 

一つ目は、「人事異動時の異動先への適応」でした。人事異動により職場が変わったときにうまく適応できるケースとそうでないケースがある中で、その要因は何か、組織の見えないルールである「規範」が重要な要素となっていることを導き出し、異動パターンによる適応度合いの違いについて構造化して整理いただきました。

 

二つ目は、「若手がキャリアを高めようとする場合にとる行動のメカニズム」です。社員がキャリアを高めようとする際のアプローチには、“層”によって違いがあり、そのメカニズムを明らかにしていただいたことはその後の弊社内での施策の検討の大きなヒントとなりました。

 

共に、弊社の状況の適確な分析と学術的な知見を結び合わせることで結実したものだったと感じています。

 

また、これらのプロジェクトを進める上では、伊達さんをはじめとして正木さん、神谷さんに参画いただきました。お二方の高い洞察力で、プロジェクトをより付加価値の高いものとしていただき、あらためて感謝申し上げます。

 

今後とも、ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

 

株式会社NTTデータ

針生拓

弊社が一般的なコンサルティング会社と異なるのは、研究知見を活用している点です。組織サーベイにおいて研究知見を用いる主要な場面となるのは、サーベイの仮説を立てる段階、分析結果を踏まえて対策を練る段階などです。

 

ただし重要なことに、研究知見は解そのものではなく、仮説や対策の精度を高めるための知識の一つに過ぎません。他にも例えば、実務経験に基づく知識、データ分析の結果といった知識もあわせて活用することで、精度を更に高められます。

 

針生さんと実施させていただいたプロジェクトでは、様々な知識を動員しながら、あれやこれや考えを巡らせることができ、人事異動やキャリアに関する理解が大いに深まりました。良いプロジェクトは良い共同が作り出すことを学びました。

 

株式会社ビジネスリサーチラボ

代表取締役 伊達洋駆

現実の企業課題に対して研究知見を活用するとき、最も重要なことが「研究者からの一方向のアプローチでは課題は解決しない」ことと考えています。たしかに研究知見は、課題に対する新しい見方や、分析枠組みを提供してくれる点で、とても有用です。一方で、各企業が置かれている状況は多様であり、研究知見が「そのまま使える」ことは稀です。

 

だからこそ、こういったプロジェクトでは、研究知見を持つ者と、実務経験や現場知識を持つ方々が忌憚なく意見を出し合い、「一緒に問題解決に動く」協働の形が実現できるかどうかが成功の鍵になります。それと同時に、ともすればこの点を忘れがちなことが、学術研究に取り組む者の弱点のようにも感じます。

 

針生様と取り組んだプロジェクトは、私自身がこの点について多くを学んだきっかけであったほか、良い協働を具体的に実現できた事例の一つでもありました。この場を借りて、改めて感謝申し上げます。

株式会社ビジネスリサーチラボ

テクニカルフェロー 正木郁太郎

「若手がキャリアを高めようとする場合にとる行動のメカニズム」を探るプロジェクトに参加させていただきました。若手社員のキャリア志向が分岐していく際の「ターニングポイント」に迫り、そのメカニズムを照らしていくという調査プロジェクトでした。

 

プロジェクトにおいて、印象に残っているのは針生様をはじめ人事ご担当者の皆様と「若手社員における“優秀さ”とは何か?」について時間をかけて議論したことです。個人と組織の関係性が重視される昨今だからこそ、改めて注視すべきテーマであったと感じています。若手社員のキャリア開発の在り様について、事業の将来を踏まえた視座で意見交換できたことは、私個人にとっても学びある経験となりました。

 

また本プロジェクトでは、多くの従業員の方にお忙しいなか協力をいただきました。皆様の積極的なご協力により、本質的・発展的なプロジェクトとすることができたと思っています。改めて感謝申し上げます。

株式会社ビジネスリサーチラボ

コンサルティングフェロー 神谷俊